頚髄損傷当事者とその方を担当した作業療法士の貴重なお話を伺いました!
作業療法学専攻
去る6月6日(金)、今年度も頚髄損傷の当事者である佐久間桃子さんと、佐久間さんのリハビリテーションを担当された岡本佳江作業療法士(太田西ノ内病院所属)にお越しいただき、1年生と3年生向けの特別授業を行いました。佐久間さんにはオンラインでご参加いただき、受傷時の体験から現在までの生活などを語っていただきました。作業療法士との関わりについては、インタビュー形式で本専攻の香山専攻長が進行し、日本作業療法士協会制作の動画「お箸でラーメンが食べたい」撮影時までの生活や、その後の生活の変化、そして今後の希望についてもお話を伺いました。印象的だったのは、リハビリテーションのための転院時、つらい気持ちを抱えながらもお父様の一言に勇気をもらったというエピソードや、24時間体制のヘルパーとの関係に悩みながらも前向きに生活を工夫されている姿です。何度お話を伺っても新しい学びがあり、学生にとっても深い気づきの時間となりました。


続いて、岡本作業療法士からは、作業療法の魅力や佐久間さんのために工夫を凝らして作られた自助具箸(障がいのある方が食事しやすいように工夫された箸)について、製作の過程やポイントを詳しく紹介していただきました。実際に箸を「見て?触れて?使ってみる」体験を通して、学生たちは支援の現場をより身近に感じることができたようです。1年生は作業療法の基礎を学びながら、3年生は実習を意識しながら、それぞれの視点で「当事者を支える意味や方法」について考える機会となりました。


佐久間さん、岡本先生、今年も貴重なお話をありがとうございました。
今回の学びを胸に、対象者の気持ちに寄り添い、力になれる作業療法士をめざしていきます!
?日本作業療法士協会HP OTのスゴ技「お箸でラーメンが食べたい」をかなえたい
https://www.jaot.or.jp/ot_job/sugoude/detail/58/
?動画(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=qD-pd0DyxeE
続いて、岡本作業療法士からは、作業療法の魅力や佐久間さんのために工夫を凝らして作られた自助具箸(障がいのある方が食事しやすいように工夫された箸)について、製作の過程やポイントを詳しく紹介していただきました。実際に箸を「見て?触れて?使ってみる」体験を通して、学生たちは支援の現場をより身近に感じることができたようです。1年生は作業療法の基礎を学びながら、3年生は実習を意識しながら、それぞれの視点で「当事者を支える意味や方法」について考える機会となりました。
佐久間さん、岡本先生、今年も貴重なお話をありがとうございました。
今回の学びを胸に、対象者の気持ちに寄り添い、力になれる作業療法士をめざしていきます!
?日本作業療法士協会HP OTのスゴ技「お箸でラーメンが食べたい」をかなえたい
https://www.jaot.or.jp/ot_job/sugoude/detail/58/
?動画(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=qD-pd0DyxeE